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イギリス英語あれこれ [ライフ]

住み始めてすぐに通った英語学校で、Litter(ごみ)を<Garbageとは言わないんですか?>と質問して、<Well, that sounds very American.><You know, America is ruining English (as a language).>。。と先生にガツンとやられた私。学生時代、アメリカに留学していたので、イギリス英語っていっても同じ英語だし、何とかなるんじゃない?という気持ちでいたのですが、この国ではアメリカで英語を勉強したなんてウッカリ口走らないほうがいいのね。。。とのっけから学びました。
 
まず、違和感があったのがLovely。
一番に連想される<可愛い>の意味で使われるほうが少ないくらいで、例えばお店で半端な金額ちょうどをコインで渡すと<Lovely> 天気がよければlovely weather. ホリデーに行った、と言えばthat's lovely. という具合。
ちなみに<可愛い赤ちゃん>は、He/She is gorgeous! が決まり文句で、 lovelyを使うことは少ないです。

交通関係では
Disruption (混乱)
Diversion (迂回路、工事がすごーく時間がかかるので)
Suspended  (運休)
Evacuate  (避難ーー不審物が見つかったとかで電車や駅から全員退去、私も2回遭遇しました)  
などなど。アメリカでも、ニューヨークとか地下鉄のある地域だと馴染み深いボキャブラリーかもしれませんが、ロンドン交通事情が見える言葉達です。。。
また、往復切符、はRound Trip ではなく Return tripで、復路のことかと思いました。。

働き始めた頃は、同僚にすれ違い様、Are you all right? と声をかけられ、<私って病気だったっけ?>と立ち止まって考えたこともありました。これは単に、元気?ということなのですが、アメリカではこんな場合、というか、いつでも誰でもどこでも、取り敢えず<ハウヤドゥイン?/How are you doing?>だった気がします(笑)。
先日、近くの公園を散歩していた時、おじさまに<ハウヤドゥイン!>とニコニコ声をかけられ、おおっ、アメリカ人だ!!と思いました。。

こちらでも学生や若者向けのテレビではハウャドゥイン?が多いみたいですが、アメリカではほとんど聞かなかった(っていうか、自分が学生だったからかしら。。)How do you do?とか How are you?も良く使われます。

オフィスではTea Ladyと呼ばれる女性が10時と3時にお茶とお菓子をトロリーにのせて運んできます(これもブリティッシュ!)。ある日席を外してお菓子をもらい損なった私、<Where is my cookie?>と言ってしまい、何だか冷たい空気が流れ。。。イギリスではクッキーはbiscuit なのですね。。。

Thank you (こちらの若者はCheersとも言う)に対する答えも、You're welcome. は稀で、My pleasure / Do not worry / Not at all / No problem などが多いです。
それから、アメリカに比べ、Sorry もよく言います(中身は日本語とは比べられない気もしますが)。肩が触れてはSorry、Pardon? という所をSorry?など。

全体的に、表現は単語数を多く、できるだけまどろっこしく婉曲に、語彙は難しいものを使うのがイギリス人の心意気、という印象で(米語ではhave、get、make, takeなどを駆使すればいろんなことが言えた気がしますが、それぞれの動詞をきちんと使う)、本を読んでいても、アメリカ人作家のもののほうが、イギリス人作家の本よりずっと早く読み進められます。知らない単語を辞書でひくと、大抵注釈で<主に英(国)>と書いてあって、やっぱり。。。という感じです。

極めつけ失敗は、テレマーケティングの電話で<Are you a house owner?>と聞かれ、咄嗟に単語で < Rent!>と答え、<Do you live in a TENT? I love it!!!!>と3分間ほど爆笑された挙げ句、そのまま切られてしまったこと。こちらでは<Let>と言うのです。。。(涙)。 イントネーション美しく、格調高いクイーンズイングリッシュを話す人なんて、イギリスでも本当に少数。でもそれ以前に、日常レベルのイギリス英語を学んでおります。。


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<ヨーロッパの人はみんな英語ができる>の幻想 [ライフ]

<あー、ドイツ行くの憂鬱だなー、ドイツ語あんまりできないし>と言うと、たいてい<でもドイツ人だったらみんな英語できるでしょ!?>と返ってきます。
でも、子供の頃、こういう会話を親としませんでしたか?<リカちゃんハウス欲しい!みんな持ってるよ!><みんな、って誰だ?>。。。。。

<ドイツ人(あるいは、ヨーロッパの人)はみんな英語ができる>も同じことで、<みんな>というのは違う気がします。大都市で観光客や日本人の駐在員が会話を交わすような人達は、日本に比べて<英語話せる度>が高いのは事実でしょう。でも都市を離れると、そんなことはありません。

私の夫の実家は、東京育ちの私にはちょっと考えられないほど田舎です。夫が子供の頃、村に1軒ある小さな銀行の前に離れた町のナンバープレートの車が止めてあるのを見た村人が、銀行強盗かと思って警察を呼んだ、という逸話があるほど田舎です(笑)。 村の人達は全員知り合い、農家がほとんどで、日本人はもちろんのこと、中国人も、他の外国人も見かけません。結婚当初は私が道を歩いていると、珍しい動物のようにジロジロ見られたものでした。

そんな環境で英語が必要かというと、もちろん答えはNO、使わない言語ができるかというと、、、、正直言って、意外と出来ない人が多いんだなー、と、私も思いました。学生の時に特別英語が好きだった、とか、仕事で英語を使っている、などで自信のある人は直接話しかけてくれますが、農村なのでそんな人は滅多にいません。大抵は、まず夫に<彼女ドイツ語できるの?>と確かめるので、私が<少しは。。。>と答えると、あとはドイツ語オンリーです。

<みんな>幻想のもう一つの証拠に、ロンドンにはヨーロッパ中の人々が英語を勉強しに来ています。やはり彼らも努力や実際に会話する機会がなければ、<できる>ようにはならないのです。文法や発音の近さ、言葉を使う機会の多さという意味で、我々日本人よりずっと有利な立場にあるのは確かですが。。。また、ちょっとでもできれば遠慮せず堂々と話してしまうので、よく聞いていると案外文法やボキャブラリーの間違いがあるのですが、その自信満々オーラに納得させられてしまうのですね。
私もイギリス生活5年になり、使える表現やボキャブラリーはかなり増えたと思うのですが、欠けているのは、この<自信満々オーラ>。これだけは勉強では身につけられません。。。


外国人妻たちのクリスマス [ライフ]

今年はクリスマスから年末の10日間、夫の実家で過ごしました。前回触れたとおり、彼の故郷はとっても田舎。私はドイツに住んだことがないので会う友達もいない、テレビも雑誌もドイツ語でわからない、外は寒くて散歩にも滅多に出られない、インターネット接続もない。。。とナイナイ尽くし。今回は英語の雑誌2冊、日本語の本2冊、日記帳がお友達。子供が生まれる前は、近所(といっても車で20分くらいかかる)のショッピングセンターで<クリスマス刺繍セット>を買い、キッチンの隅のテーブルで、ひたすらクロスステッチをしていました。

こんな非社交的なヨメは私だけかと思いきや、結構、国際結婚カップルの事情は似ているようです。フランス語圏のカナダ人と結婚しているニュージーランド人の友達も、<今年は彼の実家でクリスマスだから、あんまり楽しみじゃないのよね。。他のみんながフランス語で話してる中にいると、自分が宇宙人みたいな気がするわ。気がつくといつも、一人で他のこと考えてるのよねー。>とぼやいていました。彼女は白人で英語がネイティブ。フレンチカナディアンは、みんな英語を話せそうで、私から見れば彼女がそんな疎外感を持つとは意外ですが、やはり彼らも親しい友達や家族が集まると、フランス語で話すそう。<フランス語を話す人と結婚してると言葉もすぐに覚えると思われるけど、イギリスで英語で生活してるんだから、そんなに簡単じゃないわ。。。>。。。そうそう、同感です!

また、ご主人がイギリス人の日本人女性も、旦那様の実家ではほとんど編み物をして過ごすと言っていました。一応英語ができても、やはり家族や昔からの友達が集まっておしゃべりが盛り上がると会話についていけず、かといって部屋に引きこもると<彼女どうしたの?>と気を使わせてしまう。同じ部屋で編み物をしていれば、一応お互いの様子もわかるし、自分も何かできる。。。というわけです。私が時々チェックしていたインターネットの国際結婚サイトでも、ダンナの実家での過ごし方のトピックで<編み物>という回答を見つけ、みんないろいろ考えてるのねー、と思いました。

クリスマスホリデー、国際結婚カップルの妻達は、それぞれの国で、どんな時間つぶしをしていたのでしょうか。。。。。

私の夫は、というと、日本に3年住んでいて日本語もできるので、一人でビックカメラやさくらやなどお気に入りのお店で買い物したり、日本人の友達と居酒屋に行ったりして、楽しそうに過ごしています。うらやましい。。。


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宗教の難しさ [ライフ]

3年ほど前だったか、ロンドンで悲しい事件がありました。うろ覚えで残念なのですが、南西アジアからのイスラム教系移民のコミュニティーで、イギリスで育ったティーンエイジャーの娘(18歳くらいだったと思う)がイギリス人のボーイフレンドとつきあっていたことがわかり、怒った父親が娘を殺してしまったのです。

この事件の後、会社でチュニジア人の同僚が言いました。<私はこの事件が理解できるわ>。<理解できるって、娘の気持ちが?>と聞くと、<いいえ、父親よ!>。。。。イスラムでない人との恋愛、家族の意向に反することは許されない、と。。。。

彼女は母親が中国人、父親がチュニジア人。イギリスの大学を卒業、修士号も取得、英語、フランス語、ドイツ語、アラビア語を同じように使いこなし、知的でモダンな感じのする彼女の発言に、びっくり仰天してしまいました。考えてみれば彼女は盛夏でも白やベージュの麻の長袖シャツ、部署でランチに行けばさりげなく肉食は避けていました。
断食(ラマダン)の月には<ランチタイムも続けて働くので1時間早く帰りたい>と申請したのが認められ、4時に席を立っていた彼女。<ええっ、ラマダンするのは自由だけど、入社するときの就業規則9時−5時にサインしてるんでしょ、4時以降だって取引先は働いてるのよ>。。。。と心の中で思ってしまった私は日本人。。。?

私はイスラム教の人々に対して、未知なものに対する不安からくる偏見は比較的少ないと思っていました。というのは、学生時代、ある青少年プログラムに参加し、アジアのイスラム教の人々と2ヶ月間過ごしたからです。ルームメイトはカトリックのフィリピン人、イスラムのマレーシア人、そして仏教(?)の私。ある朝、起床時間前に目覚めると、私のベッドの横で、ベールをかぶったイスラムの彼女がひざまずいてお祈りの真っ最中、ギョっとして動けずにいたことも。。。。
でも、宗教について意見を求められることも押し付けられることもなく、同世代の学生同士の交流ができたことが幸いでした。また、現地のイスラム家庭でのホームステイも経験し、家族やゲストを大切にする姿勢に感動もしました。

それだけに、この事件は、この彼女の発言とともに、宗教の難しさを改めて認識させられるものとなりました。
ロンドンに住むイスラム教の友達にSeason's Greetingsのメッセージのカードを選びながら、ふとこの事件を思い出し、書いてみました。




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英国風クリスマスカードの習慣 [ライフ]

先週土曜日、クリスマスカード第一便30枚を発送しました!これは私にしてはかなりの好スタート。日本にいた頃の年賀状に至っては、クリスマスが終わってから書き始め、仕事納め後の29日からがラストスパート、という感じで、ましてやクリスマスに間に合うようにカードを書く、なんて、今ひとつ年末気分が出ないというか、気合いが入らないというか。。。

英国の皆さんは、クリスマスに関しては、かなり気が早いです。(何かの修理やら手続きは異様に時間がかかるのに。。。)
我がフラットの上階のマダムさんはとても交友関係が広いらしく、12月の声を聞くと同時に毎日5−6枚のカードがポストに入りはじめ、20日頃には毎日10数枚は届いているような感じです。(ちなみにバースデーもお花とカードがすごかった)昨年は200数10枚書いた、とおっしゃっていました。こちらは、届いたカードは暖炉の上や飾り棚に飾っておくのですが、あんなに届くと飾るところもないのでは。。。と他人事ながら不思議です。

安いものはスーパーで、50枚入り一箱250円くらいから、あとは少し凝ったハンディクラフト風のもので1枚4−800円くらいするものまで、様々なカードが売られています。イスラム教を始め、様々な宗教の人が住む国らしく、Merry Christmas と、キリスト生誕を祝う言葉を避けて Season's Greetingsというメッセージのカードもあります。

こちらに暮らして5年、たくさんのカードをいただきましたが、日本の年賀状に比べ素っ気ないこと!
日本の、官製年賀状や家庭で印刷した年賀状も、手書きのメッセージがないと少々ガッカリですが、デザインや、写真などで、送り主のセンスとか生活の雰囲気が伝わってきます。
それに比べ、こちらはカードの絵自体はそれぞれに華やかなのですが、などと 印刷してあるメッセージの左上に, 右下に送り主のサインのみ、というのが大多数で、手作りのものや、日本でありがちな家族あるいは本人の写真入り、というのは1枚しか受け取ったことがありません。 また、このサインというのがくせ者で、親しければわかると思っているのか、住所も名前も書かず、ぐちゃぐちゃっとしたサインだけの場合も多々あり、<。。。っていうか、あなた、誰。。。。?>ということも。。。。 同じフラットに住む人同士も、多くの人がバカンスに出かける前の20日頃には郵便受けにカードを入れます。最初の年、この習慣を知らずに、何もしないまま早々とドイツに出かけてしまい、帰国したら近所中の方からのカードが入っていて、ちょっと恥ずかしい思いをしました。 よく会う友人や職場では、<はい、カード!>といって手渡しされることも結構あり、驚きました。切手代節約、ってことなのでしょうか?職場では、日本のように上司には必ず。。というよりも、同じ島(日本企業だったので)の人プラス、親しく会話をする人に、手渡したり、デスクに置いておいたりします。 年が明けると、大型スーパーには<クリスマスカードリサイクルボックス>が置かれ、カードの束を持って来た人がバッサバッサと捨てていきます。私は、年賀状はハガキ用クリアファイルに年ごとに保存して、次の年に参考にしたりするので、12月末までにもらったカードを1月に捨ててしまうのは、抵抗あるのですが。。。 数はこなすけど、あまり思い入れはない、というのがイギリスのクリスマスカードでしょうか???  


英国風クリスマスメニュー [グルメ]

イギリスでクリスマスを過ごしたことは1度しかない私ですが、毎年この時期にお店に置かれる<クリスマスカタログ>を見ると、英国風クリスマスを垣間みることができます。
平均的。。かどうかはわかりませんが、マークス&スペンサーや大手スーパーのカタログが提案するクリスマスのメニューはこんな感じです。

前菜        スモークサーモン(スコットランド産)のカナッペ
スープ    ブロッコリーとスティルトンのクリームスープ
メイン     ローストターキー、もしくはローストの牛、鹿、豚にクランベリーソース
付け合わせ     ローストポテト、にんじん、インゲンなど煮野菜
デザート     クリスマスプディングとブランデーバター、ミンスパイ、チョコレート、スティルトンチーズ&ポートワイン

前菜とメインは大体見当がつきますが、デザートはイギリスならでは、といった感じでしょう。

英語で、ひき肉のことを<Beef mince> <Chicken mince>などというので、ミンスパイって、お肉のパイ包み?と思いきや、とーっても甘いお菓子です。直径5−6センチのパイの中に、洋酒漬けのドライフルーツがぎっしり入っています。上もパイ皮でふたをしてあって、お星さまやツリーが浮き彫りになっているものも。大体6−8個入りの箱で売っていて、今の時期、育児サークルや友人の家に行くとかなりの確率でお茶うけに出てきます。

また、イギリスで初めて知った、スティルトンチーズとポートワインの組み合わせ。スティルトンとは、イギリス産の青カビチーズで、夏頃に作られ、3ヶ月ほど熟成したものが食べごろ。。ということで、この時期の食べ物となったそうです。前菜のスープにもスティルトンが使われます。
暖炉の火の前で、DOW'Sのポートワインをかたむけつつ、王室御用達マークを持つCarrsブランドのビスケットにチーズをのせていただく。。。というのがクリスマスディナーのシメ、らしいです。
そういえば、イギリスシングル女性を描いた<ブリジットジョーンズの日記>でも、確かこの時期に一人でスティルトンチーズをヤケ食いするシーンがありましたよね。

私も一足早くクリスマス気分を味わおうと、昨日ポートワインとスティルトンを買ってきました。アルコールはあまり好きではないのですが、この組み合わせだけは別。子供を寝かしつけた後でゆっくり甘いワインとチーズを楽しむ。。。至福のひとときです。


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ちょっぴり憂鬱、本場のクリスマス [ライフ]

11月も終わりに近づき、主人の家族から<今年のクリスマスプレゼントは何がいい?>と聞かれました。
外は雪景色、暖房のきいた家の中は何年も使っているクリスマスデコレーションに、本物の樅の木のツリー、キャンドルの明かりの下でのプレゼント交換。。。<本場のクリスマスって、落ち着いていて、家族が集まって、ステキだな。。。>などと思った、彼の実家での最初のクリスマス。でも今ではちょっぴり憂鬱なイベントでもあります。それは、このプレゼントの習慣。。。

ある年の彼の家族からのリクエストは、というと、パパはレザーシューズ、ママはシルクのブラウスかマルベリー(イギリスの高級皮革ブランド)の財布、お姉さんはトッズのシューズ、家を改装したからコンランショップのゴミ箱、などなど、情け容赦のないリクエストの数々。。各自一つではなく2−3のアイテムを挙げ、どれをもらえるかはお楽しみ、またリクエスト以外にも、小さなオマケ的プレゼント、例えば私がいただいたのはテディベアとかビーズ飾りの化粧ポーチなども加えて贈り合うのです。

私たち夫婦は二人とも外国暮らしのため、日本ードイツの里帰り旅費がかかり、またロンドンは東京以上の物価高。その上子供も生まれて、年間の必要経費はかなりのもの。。。。それに冬の里帰りはただでさえ荷物が多いのに、家族全員分のプレゼントを持っての移動も憂鬱です。でも、私の日本の家族のように<元気で帰って来てくれるだけでいいのよ。おみやげなんて気にしないでね>などという気遣いは皆無なのであります。

最初の2年ほど、このリクエストの習慣を理解していなかった私は、<ほんとの家族でもないのにリクエストなんて。。>という思いもあり、<何でもいい>と言ってしまい、サイズの合わない下着セットやら、水着(こういうのって普通、あらかじめサイズ聞きません。。。?)を贈られ、戸惑いました。たぶん彼らも<何でもいい>では、外国人のヨメに何を買ったらいいか検討つかなくて、逆に迷惑だったと思います。

ただ、こちらの人達も、リクエストしたからといって、自分の趣味に合うものを100%もらえるわけではなく、例えば義母は<パパと一緒にお店にいって、あのバッグ、って2回念押したのに、違うのなのよ。どこ見てたんだか!>って怒っていて、後日交換に行ったそうだし、イギリスの雑誌にも<PC present = Please Change!>というフレーズがあり、思わず吹き出してしまいました。

<私は欲しいものは自分で買うから、いらない!その代わりそちらへプレゼントも勘弁してください!ウチは必要経費がただでさえ嵩むんです!>。。。と言えればどんなにスッキリするかと思いますが、それではあまりにも向こうの習慣を無視して自分勝手というもの(ちなみに夫はクリスマスプレゼントは当然のごとく必要経費と思っています)。プレゼント交換が避けられないなら、せめて使えるものを。。ということで、3年目からは私のリクエストは化粧品で統一。美容液やナイトクリーム、ちょっと高級めのヘアケア製品、リップグロス、バスソルト。。など、向こうが予算で組み合わせられるよう、値段も安めのものから幅をもたせてセレクトしています。

まあ、今では私も親になり、義両親がどんなに息子家族と過ごすのを楽しみにしているか、以前より理解できるので、クリスマスくらいは向こうの習慣に合わせよう。。と自分に言い聞かせています。でもやっぱり、今年はどんなリクエストが向こうからくるのか、怖いです。。


玉石混淆、チャリティーショップ [ライフ]

先週から最低気温が突然0度近くに下がったロンドン。朝起きると、窓の外は霧と霜で真っ白。。。クモの巣も凍って白いネットがはっきり見えるし、紅葉した葉も周りを縁取るように白く凍っています。

慌てて冬の厚手のコートやセーターを出したついでに、夏物を整理し、チャリティーショップに持っていきました。このチャリティーショップ、イギリスで珍しく(?)いいなー、と思ったものの一つ。売られているものはほとんど寄付でまかなわれており、例えばTシャツが400円くらいから、服だけでなく、靴、バッグ、本、レコード、CD、ビデオ、食器、開けていない化粧品や香水、などなど、コンディションは<え、こんなのも売っちゃうの?>というようなものが多いのですが、ありとあらゆる品物が並んでいます。売り上げは、がん研究や子供のホスピスなど、ショップを運営する団体に還元される仕組みです。我が家の近くの駅周辺だけでも、三軒のチャリティーショップがあります。
素人目にはガラクタ(失礼)だかアンティークだか見分けはつかないのですが、チャリティーショップで200円で買った花瓶が、実は大手メーカーのレアなアンティークで、オークションで数百倍の値段がついた、などという新聞記事もときどき見かけます。主人は、コレクションしている古いジャズのレコードを見つけて喜んでいました。

私が持っていったのは、夏用の帽子(いかにも日本のママがかぶりそうなノッポさん帽、ここ数年かぶらなかったので)、ユXクロのTシャツ2点、カットソー、マーガレットハウエルの赤い合皮のハンドバッグ。Tシャツ(しかもユニXロ)やカットソーを寄付なんて嫌がられないかしら。。。。という懸念をよそに、<Thank you!>と笑顔とともにあっさり引き取ってもらい、なんだかいいことをしたような気分になりました(笑)。

我が家のエリアは、割と裕福な人が多いので、マダムが放出するブランドもののバッグやドレスが並ぶこともあるようですが、私はまだチャリティーショップでのお買い物をしたことはありません。今度、自分のものが並んでいるかチェックしがてら、もう少しよく探してみようかな。。


イギリスのプレイグループ [育児]

前回少し触れた、育児サークル/プレイグループについてご紹介したいと思います。

こちらは、地域の児童館にあたるものはなく(私の住む地域以外にはあるのかもしれませんが)、一時預かりの保育所なんかも1時間1300円くらいと結構高額なので、予約も登録も必要なく、その場で参加費200−400円くらいを支払うだけの地域のプレイグループは欠かせない存在です。
大体、週に1度、午前中に教会のホールや集会スペースで、幼稚園年齢前、大体7ヶ月から2歳半くらいまでの子供たちとママ(保護者)が集まり、子供たちを遊ばせています。イギリスは遊具のある公園が以外と少なく、特に秋から春のはじめ、半年は雨降りや寒さで外で遊べない日が続くため、そういう意味でも貴重な遊び場なのです。
子供の手が離れた人やリタイアしたシニアの方々がボランティアで、参加者の出席ノートや参加費の管理、途中のスナックタイムのお茶やコーヒーの係を分担してくれています。また、参加費から、時々新しいおもちゃも購入しているようです。参加者がボランティアでケーキやビスケットを持参するところもあります。

9時半から10時くらいに始まり、子供たちはホールに散らばり、好きなおもちゃで遊びます。参加の年齢がバラバラなので、赤ちゃんコーナーにはまだ歩かない子が寝っころがり、広いホールでは2−3歳の子が三輪車を乗り回し、おとなしめの子はArt & Craftコーナーで、お絵描きや工作を楽しみます。基本的に子供の安全は親の責任、となっているので、ママ達は自分の子供を追いかけたり、見張りながら、他のママとおしゃべりしたり。
それからグループによって、少人数にわかれてイエス様の話に関わるお歌の時間や、ジュースとビスケット、フルーツが出るスナックタイムなどがあり、お昼前に解散。。。というのが大体のプログラムです。

私のママ友達はみーんな、このグループで知り合った人達。最初は、行っても<ああ、東洋人はわたしだけ。。>などと思って、子供だけ楽しそうに遊んで、自分は誰とも会話らしい会話もできず帰って来たりしていましたが、毎週通ってだんだん自分もリラックスして会話が出来るようになり、今では帰り道に<あ、そういえば今日も私、東洋人一人だったっけ?>と気がつくことも。
前回触れたとおり、もちろん全部のママさんと仲良し。。というわけにはいきませんが、このプレイグループには子供の遊びと、私のネットワークの両面で、本当に助けられています。


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イギリス人はどこにいる!? [カルチャー]

イギリスに暮らしながらこのタイトル。来て驚いたのは、ロンドンは、私が学生時代に過ごしたアメリカよりもずっとずっと<人種のるつぼ>だということ。来た初日にピカデリーサーカスを車でとおり、本当に様々な肌、髪の色の人々を見て印象的でしたが、今思えばそれは観光客が主。でも、何年か過ぎた今も、OL生活をし、日本語を教え、ママ友達も増えたにもかかわらず、イギリス生まれのアングロサクソンイギリス人、との接触はとても少ないのです。

まず私の住むフラット。5世帯のうち、<イギリス人>は1世帯のみ。あとはオーストラリア人、南アフリカ人、ドイツ人(我が家です)、日本人。3年つとめた会社も、部署にはとーってもブリティッシュなおじさまが一人。あとは日本人、モロッコ人、デンマーク人、中国人、ニュージーランド人、ドイツ人。日本語教師として接した方々も、中国人、マレーシア人、スリランカ人、イタリア系。。などなど。ただ、ジェットプログラムという、イギリスの大学生を英語アシスタントとして派遣するプログラムの卒業生も多かったので、この生徒さんたちはアングロサクソン系が多数。

そして私のママ友達はローカルな母親学級で知り合ったペルー人(ご主人はイタリア国籍のブラジル人)、トルコ人(ご主人はイギリス人)、育児サークルで知り合った人の出身地もニュージーランド、カザフスタン、オランダ、フレンチーイタリアン、フランス、ブラジル、中国、、、そしてイギリス人はたった一人。

ちょっと愚痴になってしまいますが、イギリスの<閉鎖性><階級社会>を感じてしまうのはこんなことでもあります。周りの日本人も経験があるのですが、結構長い顔見知りのイギリス人でも、何かきっかけがないかぎりは相手(私たち)がまるで存在しないか、見えていないかのようにふるまうのです。無視。。。というのとも違う、本当に存在しないかのように。階級の違う、ましてや得体の知れない外国人なんかとうっかり口をきいたらダメ、とでも思っているかのよう。
例えば私はいくつかの育児サークルに1年ほど通っていますが、1年間毎週毎週顔を合わせていても、ハローも言わない(というか、視線を合わさず、言うきっかけを作らせない)イギリス人が何人かいます。例えば早く到着して、エントランスホールにお互いだけ。。。という状況でも、決して言葉はないのです。私のポリシーは<挨拶は社会人の基本>!。知らないわけではないのだから、一応。。と、<モーニング!>などと言っても返事はなく、空振り。。ということもありました。嫌な気分になりますが、これでメゲていては外国暮らしはやっていけません。そういう人は私の中の<ブラックリスト>入りにして、無駄な感情を抹殺するようにしています。
こちらに何年かいる日本人は大抵このネタの経験談があるようで、私だけじゃないんだなあ。。とちょっとホッとします(笑)。

インターナショナルママ友達も、イギリス人を避けたり遠慮したわけではなく、挨拶したり、目が合ってニッコリしたりした人と会話をはじめて、結果的にこうなっただけ。あー、イギリス人はどこにいる〜!?


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