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<ヨーロッパの人はみんな英語ができる>の幻想 [ライフ]

<あー、ドイツ行くの憂鬱だなー、ドイツ語あんまりできないし>と言うと、たいてい<でもドイツ人だったらみんな英語できるでしょ!?>と返ってきます。
でも、子供の頃、こういう会話を親としませんでしたか?<リカちゃんハウス欲しい!みんな持ってるよ!><みんな、って誰だ?>。。。。。

<ドイツ人(あるいは、ヨーロッパの人)はみんな英語ができる>も同じことで、<みんな>というのは違う気がします。大都市で観光客や日本人の駐在員が会話を交わすような人達は、日本に比べて<英語話せる度>が高いのは事実でしょう。でも都市を離れると、そんなことはありません。

私の夫の実家は、東京育ちの私にはちょっと考えられないほど田舎です。夫が子供の頃、村に1軒ある小さな銀行の前に離れた町のナンバープレートの車が止めてあるのを見た村人が、銀行強盗かと思って警察を呼んだ、という逸話があるほど田舎です(笑)。 村の人達は全員知り合い、農家がほとんどで、日本人はもちろんのこと、中国人も、他の外国人も見かけません。結婚当初は私が道を歩いていると、珍しい動物のようにジロジロ見られたものでした。

そんな環境で英語が必要かというと、もちろん答えはNO、使わない言語ができるかというと、、、、正直言って、意外と出来ない人が多いんだなー、と、私も思いました。学生の時に特別英語が好きだった、とか、仕事で英語を使っている、などで自信のある人は直接話しかけてくれますが、農村なのでそんな人は滅多にいません。大抵は、まず夫に<彼女ドイツ語できるの?>と確かめるので、私が<少しは。。。>と答えると、あとはドイツ語オンリーです。

<みんな>幻想のもう一つの証拠に、ロンドンにはヨーロッパ中の人々が英語を勉強しに来ています。やはり彼らも努力や実際に会話する機会がなければ、<できる>ようにはならないのです。文法や発音の近さ、言葉を使う機会の多さという意味で、我々日本人よりずっと有利な立場にあるのは確かですが。。。また、ちょっとでもできれば遠慮せず堂々と話してしまうので、よく聞いていると案外文法やボキャブラリーの間違いがあるのですが、その自信満々オーラに納得させられてしまうのですね。
私もイギリス生活5年になり、使える表現やボキャブラリーはかなり増えたと思うのですが、欠けているのは、この<自信満々オーラ>。これだけは勉強では身につけられません。。。


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